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「国立映画アーカイブ」来月誕生 シネマの殿堂、念願の独立 職員数、財政面では課題も

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「国立映画アーカイブ」来月誕生 シネマの殿堂、念願の独立 職員数、財政面では課題も

国立映画アーカイブとなる東京国立近代美術館フィルムセンター 国立映画アーカイブとなる東京国立近代美術館フィルムセンター

 冒頭のとちぎさんの発言は、映画が人々の努力なしには保存も活用もできないという事実を物語る。日本映画の至宝、小津安二郎作品は、全54作のうち17作の現存が確認できていない。ほかにも数多くの映画フィルムがすでに失われているか、どこかにひっそりと所蔵されて日の目を見ない状態にある。

 これらをこつこつと掘り起こし、修復を加えて上映できるよう整えてきたのが同センターだ。相模原市中央区の分館は、最新技術を駆使してフィルム保存に最適な環境を創出。現在は約8万本を収蔵し、毎年3000本のペースで増やしている。さらに平成21年、現存する日本最古の映画「紅葉狩(もみじがり)」(明治32年)の可燃性ネガフィルムが重要文化財に指定されるなど、映画フィルムの文化的価値が徐々に認められてきた。

 フィルムセンターが加盟する国際フィルム・アーカイブ連盟(FIAF)の団体には、パリのシネマテーク・フランセーズや北京の中国電影資料館など、独立した組織が多い。

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