産経ニュース

【環球異見・中国、習近平政権長期化へ】タイムズ・オブ・インディア(インド)「民主主義勢力とさらに協調を」

エンタメ エンタメ

記事詳細

更新

【環球異見・中国、習近平政権長期化へ】
タイムズ・オブ・インディア(インド)「民主主義勢力とさらに協調を」

11日、北京の人民大会堂で開会中の中国全人代で、憲法改正案に投票後、座席に向かう習近平国家主席 (手前中央、AP) 11日、北京の人民大会堂で開会中の中国全人代で、憲法改正案に投票後、座席に向かう習近平国家主席 (手前中央、AP)

 中国の習近平国家主席は、第13期全国人民代表大会(全人代=国会)第1回会議で国家主席の任期上限を撤廃する憲法改正を行い、政権の長期化を図っている。米仏やインドの新聞はこれを独裁への動きととらえ批判的に報じた。米紙は中国モデルの世界への拡散を危惧し、仏紙は経済開放が民主化を促すという幻想が葬られたと指摘した。インド紙は、独裁に対抗するため民主主義国家が連携するよう訴えている。

 南アジアで影響力を強める中国と対峙(たいじ)するインドには、理論的に終身政権を可能とした習氏は中国王朝の「皇帝」にしか見えないようだ。印メディアは絶対的権力を保持する皇帝に警戒感をあらわにし、中国の現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を通じた覇権主義の高揚を懸念する。

 英字紙タイムズ・オブ・インディア(2月27日付)は「習近平皇帝」との分析記事で、任期規定廃止によって中国は一握りの共産党幹部が権力を継承した体制から、「独裁政権に移行する」と断じた。習氏が「反腐敗」の名の下で政敵を駆逐して権力集中を成し遂げた背景には「自らが失脚させられることへの恐れがある」と指摘。その上で「経済失速で不満が漏れるようになると、独裁的な態勢は揺らぎを見せる。習氏は権力を強固にすることで難局を乗り切れると感じているのだろう」と見る。

続きを読む

このニュースの写真

  • タイムズ・オブ・インディア(インド)「民主主義勢力とさらに協調を」
  • タイムズ・オブ・インディア(インド)「民主主義勢力とさらに協調を」

関連ニュース

「エンタメ」のランキング