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【華麗なる宝塚】宙組「不滅の棘」 愛月ひかる「強がりな俺様」難役に挑む

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【華麗なる宝塚】
宙組「不滅の棘」 愛月ひかる「強がりな俺様」難役に挑む

「“やり過ぎない”引き算の芝居を覚え、成長したい」と話す愛月ひかる (渡辺恭晃撮影) 「“やり過ぎない”引き算の芝居を覚え、成長したい」と話す愛月ひかる (渡辺恭晃撮影)

 宝塚歌劇団宙(そら)組の男役スター、愛月(あいづき)ひかる主演「不滅の棘(とげ)」(木村信司脚本・演出)が23日から、日本青年館ホール(東京都新宿区)で上演される。チェコの戯曲「マクロプロス事件」をもとにした話題作の再演。主演での東京公演は初となる愛月は「東京公演主演は一つの目標。このタイミングで、この作品でできて、うれしい」と話す。

 真っ白なスーツに身を包んだ愛月は「この作品に合わせて」とほほ笑む。平成15年、当時の花組トップ、春野寿美礼(はるの・すみれ)主演で初演。白で統一された衣装や舞台装置が印象的な作品だ。

 父の作った薬で、永遠の命を与えられてしまった主人公(愛月)が、虚無的な行動で波乱を巻き起こす物語。「300年超生きていると人の心はすさむ。その表現が難しい。私は(そんなに長い)命はいらない」と笑う。

 主人公は、自己中心的な“俺様”で、キザでナルシスト。「周囲のことを考えなくていい。自分のテンポで芝居しろといわれるんですけど…。課題です」と話すように、自身とは対極にある役柄だ。ただ、昔、まっすぐで純粋な青年だった部分は理解できるという。「どこかに、強がらないと生きられない、という雰囲気が、垣間見えれば」

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