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【鑑賞眼】歌舞伎座「壽初春大歌舞伎」 高麗屋3代襲名で幕開け

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【鑑賞眼】
歌舞伎座「壽初春大歌舞伎」 高麗屋3代襲名で幕開け

 夜に「勧進帳」。新幸四郎の弁慶。眼光、声量に肝(たん)が入った。叔父、中村吉右衛門が常より峻烈な富樫(とがし)を見せ気圧(けお)され気味も、余計な動きを封じ知勇あふれる作りで対応、進行形の新弁慶を感じさせた。新染五郎は初役の義経。美しく気品漂う見ほれる貴公子像。

 他、昼に「箱根霊験誓仇討(れいげんちかいのあだうち)」と「七福神」。夜に「口上」を挟み「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)・角力場」と「相生(あいおい)獅子/三人形」。26日まで、東京・銀座の歌舞伎座。(劇評家 石井啓夫)

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