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【小菅優 音楽と、夢に向かって】「もの」との思い出は常に心の中に

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【小菅優 音楽と、夢に向かって】
「もの」との思い出は常に心の中に

 本棚を調べると、この作品に出てくるクリンゴン語をドイツ語に翻訳した辞書や、各宇宙人を紹介する写真集などがありまして、今後本当に必要かはかなり疑問ですが、もう一度テレビシリーズを見直したときのために、ついとっておきたくなります。

 さて、最近は全部デジタル化され、本も映画も音楽もネット上からダウンロードできるようになりました。便利な世の中です。

 でも、古い本の匂い、ぼろぼろになった楽譜の中の書き込み、何回も聴いたCDと濃い説明の書かれているブックレット…手にとってみて頭に音楽が流れたり、ぬくもりを感じることは私にとって大切です。

 でも、たとえ、ものを手放したとしても、そのものとの思い出は常に心に刻まれていると思うと、安心できるような気がしました。(こすげ・ゆう=ピアニスト)=毎月第2金曜日掲載

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