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「新派」誕生130年「家族はつらいよ」 山田洋次監督自ら舞台化

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「新派」誕生130年「家族はつらいよ」 山田洋次監督自ら舞台化

前列左から喜多村緑郎、波乃久里子、水谷八重子、山田洋次 前列左から喜多村緑郎、波乃久里子、水谷八重子、山田洋次

 明治時代、歌舞伎(旧派)に対する新たな演劇として「新派」が誕生して、今年で130年。その節目の開幕作品として、山田洋次監督自らヒット映画を舞台化した喜劇「家族はつらいよ」(山田原作・脚本・演出)が25日まで、三越劇場(東京都中央区)で上演されている。

 結婚45年を迎える平田周造(田口守)が、妻の富子(水谷八重子)に誕生日プレゼントを尋ねたところ、離婚届を要求したことから始まる家族の騒動。映画では橋爪功と吉行和子が演じた熟年夫婦だが、山田は「俳優が変われば、全体のムードもテイストも変わる。家族を描くのが松竹映画の伝統で、舞台化するなら、家族的な雰囲気を持つ新派をおいてほかにない」と話す。

 山田によると、熟年妻が夫に離婚届をねだったというモチーフは実話。新派で平成の夫婦が描かれるのは初めてで、水谷は「妻がいつの間にか離婚届を持っている、というのが平成」と笑う。また周造行きつけの小料理屋のおかみを演じる波乃久里子は、「大好きな先生の作品で、初日が迎えられます」と満面の笑顔。

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