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【聴きたい!】クラシック名盤 チャイコフスキー:交響曲第2番「小ロシア」 名手の面目躍如たる出来

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【聴きたい!】
クラシック名盤 チャイコフスキー:交響曲第2番「小ロシア」 名手の面目躍如たる出来

チャイコフスキーの交響曲第2番のCD チャイコフスキーの交響曲第2番のCD

 チャイコフスキー初期の交響曲第2番は、1872年夏の休暇でウクライナに住む妹を訪ねた際に書き始めた。「小ロシア」という愛称は、現在のウクライナを含む地域の旧称で、曲中に同地の民謡が使われていることから、音楽評論家が命名した。翌年、モスクワで初演され成功、その後短期間に2度の再演が行われた。

 しかし、チャイコフスキーは出来に満足せず、79年に1楽章を全面的に、他の楽章も管弦楽法などの改訂を行った。特にウクライナ民謡「鶴」を使った華麗な盛り上がりを見せる終楽章は、管弦楽法の名手といわれる作曲者の面目躍如たる出来栄えになっている。

 カラヤン指揮ベルリン・フィルによる細部まで磨き上げられた堂々たる演奏で(製品番号UCCG-90692)。(モーストリー・クラシック 編集部 平末広)

 ユニバーサル 1944円

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