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愛され続ける「この世界の片隅に」 原作漫画好調、シーン追加したロング版映画も視野

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愛され続ける「この世界の片隅に」 原作漫画好調、シーン追加したロング版映画も視野

「この世界の片隅に」 (c)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 「この世界の片隅に」 (c)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

 戦時下に生きる普通の人たちの暮らしや、心の機微を鮮やかに描き出した、こうの史代さんの人気漫画「この世界の片隅に」。平成21年の完結後も多くのファンに愛され、現在も単行本の売り上げを伸ばしている。片渕須直監督がアニメ化した同名映画も昨年11月の公開以来、異例のロングランとなり、足かけ3年の上映が決定。新たなシーンを追加したロング版の製作も見込んでいる。

 同作の主な舞台は戦時中の広島・呉。のんびり屋の主人公・すずは昭和19年、海軍に勤める周作の元に嫁ぐ。配給物資が徐々に減る中、すずは工夫をして食事を作り、絵を描いて毎日を明るく過ごす。しかし、戦況は悪化の一途をたどり、空襲も激化。そして、20年のあの夏を迎える。

 同作は平成19~21年、「漫画アクション」で連載され、発行元の双葉社によると、単行本の累計発行部数は115万部を突破した。同作にほれ込み、漫画をぼろぼろになるまで読み込んだという片渕監督は、膨大な資料や現地調査を基に約6年かけて制作。当時の息づかいが伝わるような、リアルな作品に仕立て上げた。

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