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【話の肖像画】音楽プロデューサー・高嶋弘之(2) 兄も娘も、おいも売り込んだ

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【話の肖像画】
音楽プロデューサー・高嶋弘之(2) 兄も娘も、おいも売り込んだ

俳優の兄、高島忠夫(右)と(平成4年、本人提供) 俳優の兄、高島忠夫(右)と(平成4年、本人提供)

 〈高嶋家は芸能一族。弘之の次女、ちさ子は、バイオリニストになった。6歳でバイオリンを習い始め、桐朋学園から米イェール大学大学院に進んだ。演奏家、プロデューサーとして活躍する一方、テレビのバラエティー番組でも引っ張りだこ。歯にきぬ着せぬ「直言」ぶりが人気の的だ〉

 バイオリンを始めたのは少し遅かったのですが、桐朋に入るのに、彼女はものすごく努力をした。ヨーロッパではなく、アメリカのイェールに留学したのも良かったと思います。クラシックのビジネスは何といってもアメリカですし、そこでいろんな人たちと知り合うことができました。

 彼女がデビューするときは、あえて他の事務所に預けたんです。この業界では、僕の方が有名だという自信はあるんですけど、子供が売れてきたら、いきなりバカなおやじがしゃしゃり出てくるようなパターンだけは絶対に避けたかったのでね。

 〈それでも、そこは「敏腕プロデューサー」。娘を売り出すための仕掛けは怠りない。ピアノとユニットを組んで売り込んだり、コンサートを企画したり。平成8年に東京・銀座のホールで始まった「ギンザ・クラシックス」は軽妙なトークを織り込み、多彩な楽器を使うなど、従来のおカタいクラシックコンサートの流れを変えた〉

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