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チェロの長谷川陽子がデビュー30周年迎え、記念CDと演奏会

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チェロの長谷川陽子がデビュー30周年迎え、記念CDと演奏会

デビュー30周年を迎えたチェロ奏者の長谷川陽子 デビュー30周年を迎えたチェロ奏者の長谷川陽子

 そう語る長谷川はデビュー30周年に際し、ショパンの作品を集めたCDを制作した。最晩年に作曲されたチェロ・ソナタで壮麗な世界を映し出し、耳になじみのノクターンや前奏曲「雨だれ」、練習曲「別れの曲」では繊細な歌心を披露している。

 「病床で作曲されたソナタは、まさに命を削るように書かれています。人生の夕暮れ時に、これほど力強い躍動感と濃密なロマンティシズムを湧き上がらせることができるのかと驚かされます。ピアノのために書かれた小品は、音が雪どけのように消えいるはかなさが美しく、チェロの可能性をさらに広げてくれました」とほほえむ。

 共演のピアニストは高校時代からの盟友、青柳晋。鮮やかな技巧で詩的な情感を運ぶ名手とは「長崎おぢか国際音楽祭」などでも共演を重ね、深い共感を伴った響きが耳を捉える。

 リサイタルは18日に水戸奏楽堂、12月2日には東京・築地の浜離宮朝日ホールで開催され、いずれも青柳との共演。東京公演では、子供たちに生の演奏に触れる機会を与えたいと立ち上げた活動「ミュージックバトン」の第1弾としてサポーターを募り、親子25組の招待を予定している。「コンサートに連れて行ってもらった子供時代のことなども振り返りながら、自分にできることは何かと少しずつ考えたことの第一歩として始めました」と長谷川。

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