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演技派女優、趣里 “役者は絵の具であるべき”を胸に連ドラ初主演

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演技派女優、趣里 “役者は絵の具であるべき”を胸に連ドラ初主演

橋本マナミらを相手にコミカルな演技を披露する趣里(後方右、フジテレビ提供) 橋本マナミらを相手にコミカルな演技を披露する趣里(後方右、フジテレビ提供)

 女優の趣里(27)が「過ちスクランブル」で連ドラ初主演を果たしている。

 もし、ずっと好きだった同僚が昨日出会った女の不倫相手になっていたとしたら…真っ直ぐでおっちょこちょいな主人公・理沙(趣里)が2人を引き裂くためにあらゆる手段を使い、とんでもない過ちを犯してしまうラブコメディーである。

「まさか私がラブコメをやる日が来るとは思っていなかった。真っ直ぐすぎる理沙にドキドキしながら人間の裏側の見たくない部分ものぞけるラブコメになっているので楽しんでいただけたらうれしい」

 気さくなしゃべりで一瞬にして場を和やかな雰囲気に包む。両親(水谷豊・伊藤蘭)譲りのサービス精神の表れだろう。

 ドラマでは理沙の前にセクシーな大人の女、祥子(橋本マナミ)が登場するのだ。愛らしい理沙と、色気たっぷりの祥子。対照的な2人の女性の本音をコミカルに描く。

「橋本さんみたいな人がいたら…現場で拝見して『これはしょうがないわ』と思った(笑)。100人いたら100人みんな橋本さんの方へいくでしょう。色っぽいし、優しいし」

 そう自虐的にいうが、気を取り直し!?人生初の“壁どん”も楽しんだ。

「コメディーなので、壁が壊れるくらいの”イテ-ッ”みたいな?しっとりとした”壁どん“ではなかったけど(笑)」

 ユーモアのセンスも持ち合わせている。人間の原点、生々しさも描いており「おいおい、リバースか? どうなるかと思ったけど」とも。そう、今年4月期のTBS連ドラ「リバース」で錯乱状態に陥る“怖い”演技が話題となった。

「エキセントリックな個性的な役の方がいいかも。監督の追い求めているものに少しでも近づきたいし、限界まで出し切りたい」

 そして、こう言い切る。

「明日、もしかしたら死ぬかもしれないし…と思いながらやっている」

 若手女優ながら、なかなか言えないせりふだ。かつてトークショーを共にした大林宣彦監督の言葉を大切にしている。

『役者は絵の具であるべきだ。どんな色にもなれるから』

 ずっと心に留め、「相手の役者さんによってでも変わってくる。定めないで、その役にいられたらいいな」。職業としての女優を真摯に見つめる。今回の川村清人監督とは「以前から仕事をしたいと思っていた」という。そして、尊敬している父の水谷からは「趣里のやりたいように」とこれまで特にアドバイスなどをもらったことはないそうだ。

気になるのは、普段の私生活だが…。

「外に出ません(笑)。インターネットのドラマを見て、整体へ行って終わり。でもバレエをやっていたので動かないとダメになってしまう。ジムなどへは行きます」

 家にかき氷機を購入するほどのアイス好きで「ひとりかき氷、ひとり焼き肉、なんでもOK」と笑う。撮影現場では”男気じゃんけん“なるもので盛り上がり、監督がアイスを奢ってくれたという。

 だが、性格は実のところ「行動的ではなく、理沙のように真っ直ぐな性格でもない」と分析。ところが、おっちょこちょいぶりは少々。まずは宅配ボックス事件。

「京都からお漬けものを送ってもらったのにボックスから取り出すのを忘れてしまって。事前にメールももらっていたのに…罪悪感でいっぱいでした。あと、PASMOは4、5回なくしているかな」

 取材の途中でも「180度違う」を「えっ? 360度違う?」と言い出すなど、理沙に十分通じる天然ぶりを発揮していた。

 19日(日曜後11・30、全5話)からCS放送フジテレビTWOドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmartで放送・配信される。(産経デジタル)

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