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【華麗なる宝塚】花組 柚香光「はいからさんが通る」 女の子の夢詰まった名作

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【華麗なる宝塚】
花組 柚香光「はいからさんが通る」 女の子の夢詰まった名作

「金髪に日本の軍服姿は新鮮でした」と少尉役について語る柚香光(南雲都撮影) 「金髪に日本の軍服姿は新鮮でした」と少尉役について語る柚香光(南雲都撮影)

 宝塚歌劇団花組の男役スター、柚香光(ゆず・かれい)主演の「はいからさんが通る」が30日まで、日本青年館ホール(東京都新宿区)で上演中だ。テレビアニメや映画化もされた大和和紀(やまと・わき)さんの名作少女漫画を、連載終了40周年に初ミュージカル化。柚香は「プレッシャーや責任感はありますが、宝塚に合った作品。楽しんでいただける」と語る。

 一時代を築いた話題作での外部劇場初主演。柚香は「皆さんの反響が想像以上で、出たかった、という他組の方の声も聞きました。そんな名作に主演でき光栄です。皆さんの思いを大切に演じたい」と話す。

 大正を主時代とした東京を舞台に、陸軍少尉の伊集院忍(柚香)と女子学生、花村紅緒(華優希(はな・ゆうき))の波瀾(はらん)万丈の恋愛をつづる。脚本・演出は、「ルパン三世」など漫画やアニメを原作とする「2・5次元」の世界を宝塚版にし、成功させてきた小柳奈穂子。

 題名は知っていたものの、「原作を読んだのは初めて」という柚香。「ザ・少女漫画。紅緒の周りに、彼女を愛する“イケメン”がそろい、キュンキュンするポイントがいっぱい。女の子の夢が詰まった作品で、長く愛される理由が分かりました」と振り返る。

 自身が演じる少尉は、ドイツ人の母を持つハーフで、眉目秀麗で優しい人物。「下手すると、優柔不断にもなる難しい役。背景にある葛藤や人間らしさを届けられたら」。入団9年目、「男役10年」を前に、より責任ある立場で舞台に臨む。全席完売。(橋本奈実)

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