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「無痛分べん」から「性感染症」まで扱う異色の「コウノドリ」 作者が30代後半で漫画家を志した理由とは?

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「無痛分べん」から「性感染症」まで扱う異色の「コウノドリ」 作者が30代後半で漫画家を志した理由とは?

漫画「コウノドリ」の主人公、鴻鳥サクラ 漫画「コウノドリ」の主人公、鴻鳥サクラ

妻と息子にもらった「第2の人生」

 鈴ノ木さんが本格的に漫画家を志したのは、一般的にはかなり遅めといえる30代後半だったという。友人に漫画家がいてそのアシスタントを務めたり、30代前半のころには漫画の賞を取ったこともあった。ただ、音楽活動を重視し、漫画家になるつもりはなかった。

 「とはいえ、ラーメン店や牛丼店でアルバイトを掛け持ちしていました。実質的には無職でしたね」

 当時を苦笑いで振り返る。

 そんなとき、妻の怒りと、長男のある一言が、鈴ノ木さんの人生の転機になったという。

 「妻が仕事に行くときに、僕は『いってらっしゃい』と言って、ベッドの上でギターを弾いてたんですよ。で、妻が帰ってきたときも僕が同じ格好でギターを弾いていたら、『なめんなよ!』とブチ切れられまして…(笑)」

 当時保育園に通っていた長男のある行動も背中を押した。

 「お父さん、お仕事なに?」

 尋ねられて鈴ノ木さんが「アルバイトだよ」と答えると、忘れないためにか長男は「バイト、バイト、バイト!」と大声で連呼した。

 「何となく切なくなった」鈴ノ木さんが講談社の「モーニング」編集部に漫画原稿を持ち込んだことから、「漫画家人生」は本格始動した。

 「僕は妻と息子から『第2の人生』をもらったんじゃないかと思っています」

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