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NHKの上田良一会長、福島で視聴者と意見交換 未払い受信料請求訴訟「脅しのようだ」「不信感につながる…」

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NHKの上田良一会長、福島で視聴者と意見交換 未払い受信料請求訴訟「脅しのようだ」「不信感につながる…」

「視聴者のみなさまと語る会」に出席したNHKの上田良一会長(中央)(玉崎栄次撮影) 「視聴者のみなさまと語る会」に出席したNHKの上田良一会長(中央)(玉崎栄次撮影)

「同時配信でも受信料取るの?」

 また、別の視聴者からは、NHKが31年の開始を目指すテレビ放送とインターネットの「常時同時配信」について、「受信料を徴収する予定はあるのか」との質問も出た。

 「常時同時配信」をめぐっては、上田会長の諮問機関「NHK受信料制度等検討委員会」が7月、テレビを持たずネットのみで番組を視聴する世帯から新たに受信料を徴収することに「合理性がある」とする答申を提出している。ただし答申では、すでにテレビの受信契約を結んでいる世帯には追加負担を求めないとの考えも示されている。

 それでもネット上などでは、視聴者から「押しつけだ」「家計の負担が増える」などと反対の声が上がっており、上田会長はこの日、「少なくとも現段階では、受信契約を締結して、追加的に受信料をちょうだいすることは考えていません」と対応していた。

「他県の地震速報にイラッとする」

 一方、NHKの放送内容にも言及。東日本大震災関連の番組について福島放送局の鈴木仁局長は「伝え続けることが必要」と記憶の風化を懸念。そのうえで「震災に伴う問題だけを指摘するのではなく、前向きな動きも、県内はもとより全国、海外に伝えたい」と、復興にもフォーカスした番組作りを強化する考えを示した。

 またラジオを聴取しているという参加者からは、「放送途中で、他県の地震などの速報が入る。大事なのは分かるが、空気を読めないタイミングのときもあり、イラッとすることがある」という発言も。鈴木局長は「多くの方の暮らしと命を守る観点からやっていることなので、ご理解いただければ」と説明した。司会を務めた同放送局の山田賢治アナウンサーも「(地震速報などを)タイミング良く入れるようにアナウンサーたちにも伝えたい」と話した。

 語る会は予定通り約2時間で終了。上田会長は「勉強になった。これからも参加して、視聴者の意見を今後に生かしていきたい」と話していた。

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