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時代・性を超越「オーランドー」 魅惑の主人公に多部未華子

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時代・性を超越「オーランドー」 魅惑の主人公に多部未華子

舞台漬けの毎日でも「家に帰るとパッと切り替えられるんです」と語る多部未華子(兼松康撮影) 舞台漬けの毎日でも「家に帰るとパッと切り替えられるんです」と語る多部未華子(兼松康撮影)

 30代が近づき、「周りの友達も結婚しなきゃとか、年齢とともに悩みが変わったりしますけど、オーランドーも同じで、時代の変化とともに悩みも変わったりする。根底では現代人と通じる部分がありますよね」と話す。

 多部以外の出演陣は、エリザベス1世をはじめ、さまざまな姿で登場する小日向文世(63)ら、複数の役を演じ分ける。「自己主張が激しく、分かりやすい方が多い」という共演者は多くの役柄について、「それぞれが自分なりのアイデアを出してきた。よくそんなに出てくるなと思うぐらいに」と感心する。

 「みんなは役が多い。私はせりふが多い。全員が大変なことになっていて、アイコンタクトで『ここは分からない』とか『休憩が欲しい』とか、意思が通じるようになってきた」と語り、稽古の早い段階から団結力が醸成されていたようだ。

 多部のせりふは、単に量が多いだけではない。自身を三人称で説明する場面もあり、「彼は、彼女は、私は、オーランドーは…。自分のことを呼ぶのにいろんな呼び方があるのは大変。繰り返しやるしかない」

 今回、演出を手掛けるKAATの芸術監督、白井晃については「稽古時間は長く、みっちりやる感じ」。稽古で動きを付け始めた段階から「おしゃれな品のある演出になるんだろうな」と感じ、本番を楽しみにしてきたという。

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