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レイモン・ドゥパルドン 写真展とドキュメンタリー映画で 世界を切り取る2つの表現

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レイモン・ドゥパルドン 写真展とドキュメンタリー映画で 世界を切り取る2つの表現

1964年の初来日時に撮影した東京五輪の会場 (C)Raymond Depardon/Dalmas-Sipa Press J.O.Tokyo1964 1964年の初来日時に撮影した東京五輪の会場 (C)Raymond Depardon/Dalmas-Sipa Press J.O.Tokyo1964

 「当時、ルポルタージュの未来はテレビにあると考えていた。だから写真機とともに16ミリフィルムの撮影機を持っていったが、テレビでの映像の使われ方には失望した。写真家は芸術家としてステータスが得られていたのに、映像ルポルタージュは作家の作品として扱われなかった。こうしてテレビニュースとは独立した形で、ドキュメンタリーを作るようになりました」

 報道写真家とドキュメンタリー映画作家という2つの素顔を収めた映画「旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス」が、9日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開されている。活動のすべてを網羅した作品といえるが、ドゥパルドンとともに共同監督を務め、一緒に来日した妻のクローディーヌ・ヌーガレは「この映画で総括して終わり、というわけではない」と強調する。

 「これまでの軌跡とこれからの方向を示す2つの視点で描いた作品だと思う。むしろ映画作りを目指す若者への一つの回答と言っていいでしょう」と、夫の横でほほ笑んだ。(藤井克郎)

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