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千野円句 ボリショイ・バレエに入団

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千野円句 ボリショイ・バレエに入団

モスクワ国際バレエコンクールのガラ公演で踊る千野円句(ミハイル・ログビノフ氏撮影=共同) モスクワ国際バレエコンクールのガラ公演で踊る千野円句(ミハイル・ログビノフ氏撮影=共同)

 6月の第13回モスクワ国際バレエコンクールの男性ジュニア部門で、金賞を受賞した千野円句(ちのまるく)(18)が9月、ロシアの名門ボリショイ・バレエに入団した。日本人では第1ソリストだった岩田守弘以来、2人目。8月に帰国した千野は「『スパルタクス』など、ボリショイらしい作品に出られれば」と爽やかに喜びを語った。

 千野はモスクワ出身。ロシア人の父と、バレエダンサーの母、真沙美さんとの間に生まれ、小学1~4年を東京都町田市で過ごした。日本では、「玄関を入るとバレエの稽古場という環境」に居住。バレエ教室を主宰する祖母の指導でバレエを始め、「習い事でも空手やピアノは嫌いでしたが、音楽に合わせて踊るのは好きだった」と才能を発揮。10歳でボリショイ・バレエ学校に入学した。

 8年間、研鑽(けんさん)を積んだ同校は、バレエに集中できる環境で「友人や指導者にも恵まれた」。近年はさまざまなコンクールで実績を上げていたが、世界三大バレエコンクールに数えられるモスクワ国際は別格。「緊張しましたが、舞台に出てしまえばベストは尽くせた。でも反省点も多いです」。演技を終え、バレエを見慣れた観客からの拍手がうれしかったという。

 身長183センチ。華のある雰囲気は、王子役も似合いそうだ。「物語性のある古典作品が好き。固まらず、何でも踊りたい」 (飯塚友子)

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