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【花形出番です】箏曲演奏家・LEO 今野玲央(19)(3)面白さを世界に伝えたい

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【花形出番です】
箏曲演奏家・LEO 今野玲央(19)(3)面白さを世界に伝えたい

箏曲演奏家のLEO 今野玲央さん(古厩正樹撮影) 箏曲演奏家のLEO 今野玲央さん(古厩正樹撮影)

 昨年、バイオリニストの五嶋(ごとう)みどりさんの招待で、ニューヨークでソロ演奏ツアーを経験させていただきました。幸い僕は英語ができるので、箏のワークショップもしたのですが、参加者の反応が驚くほどよかった。邦楽に対する“難しい”という先入観もなく、新たな楽器として楽しんでくれました。僕自身、横浜インターナショナルスクールで、英語で箏を習い始めましたから、その経験が生きたことがうれしかった。

 また、数少ない男性の箏曲演奏家、という部分も大切にしたい。男性と女性の演奏家では、箏の音色も違うんです。タッチの強さや、体の構造からなのか、力強い芯のある音が出せると思う。特に十七絃の箏は、普通の箏(十三絃)よりも大きく、楽器の大きさも2メートルくらいありますから、演奏時は半分立って全身で弾くので、体力勝負なんです。十三絃とは響きが違い、伸びのある音やベース的な低音の魅力がある。CD(玲央 1st)に、自分で作曲した「十七絃箏のためのさくら変奏曲」を入れたのも、十七絃の素晴らしさを知ってほしいとの思いからです。

 箏の現代曲ばかりやってきたのですが、東京芸大に入学し、箏の古典曲や、基礎となる地唄の勉強もしています。古典の素晴らしさを発見する日々ですが、将来は新たな挑戦もしたい。箏が面白い楽器であることを世界に知ってほしいです。(談)=9月は新内節冨士元派七代目家元、新内多賀太夫です。

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