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【シネマプレビュー】「海の彼方」

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【シネマプレビュー】
「海の彼方」

ドキュメンタリー映画「海の彼方」の一場面 (c) 2016 Moolin Films, Ltd. ドキュメンタリー映画「海の彼方」の一場面 (c) 2016 Moolin Films, Ltd.

 戦前に沖縄・石垣島に渡った台湾移民の今を見つめたドキュメンタリー。現在は沖縄に住む台湾出身の黄胤毓(いんいく)監督が、4世代100人を超す大家族に密着して、異国に息づく台湾らしさを探った。

 88歳になる玉代おばあは若いころ、亡き夫とともに台湾から石垣島にやってきた。今も台湾語を操る祖母の米寿のお祝いに、ロックバンドで活動する慎吾ら孫の世代も駆けつける。台湾への里帰り旅行などを通して、家族それぞれが自らの血脈を再認識する過程が興味深い。玉代おばあのキャラクターが最高で、娯楽性もたっぷり。12日、東京・ポレポレ東中野で公開。2時間3分。(藤)

 ★★★★(★5傑作 ★4見応え十分 ★3楽しめる ★2惜しい ★1がっかり ☆は半分)

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