産経ニュース

映画「夜明けの祈り」 悲劇の修道院に差す希望の光

エンタメ エンタメ

記事詳細

更新


映画「夜明けの祈り」 悲劇の修道院に差す希望の光

 信仰に生きる彼女たちに神はなぜむごい試練を与えるのか。修道女の一人の「信仰は24時間の疑問と1分の希望」という言葉が、強い印象をもたらす。

 「私が修道女の方から実際に聞いた言葉。信仰は安定も固定もせず、常に求め続けるものなのです」

 無神論者のマチルドが修道女たちの希望の星となっていく過程はなんとも皮肉だ。彼女のある提案で、修道院は生まれ変わる。悲しみに満ちた物語に、まばゆい光が差し込んだような展開が胸にしみる。

 「未来へと続くような結末にしようと決めていました。脚本の執筆も、言葉の通じないポーランドロケも大変だっただけに、強い達成感があります」とほほえんだ。(岡本耕治)

「エンタメ」のランキング