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【ステージ 芸】「チック」演じる柄本時生 14歳、少年の声を探して

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【ステージ 芸】
「チック」演じる柄本時生 14歳、少年の声を探して

 ドイツのミリオンセラーで、世界各国で愛される児童文学を舞台化した「チック」が8月13日、日本で初演される。さまざまな映画やドラマで独特の存在感を放つ柄本時生(27)が、14歳の主役の少年、チック役に挑む。(兼松康)

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 退屈な学校生活に息苦しさを感じているマイク(篠山輝信)。ある日、風変わりな転校生、チックがやってきた。夏休みに入ると、チックが古い車でマイクの家に乗り付け、一緒に旅に出ることに。

 「この物語は、『スタンド・バイ・ミー』の世界ですね」

 少年2人のひと夏の旅を描いた今作には、12歳の少年4人の冒険を、大人への成長とあわせて描いた名作に通じる魅力があるという。

 題名は「チック」だが、「主役はマイクだと思うんですよ」と柄本。物語はマイクの視線で進み、モノローグであらすじを説明するのもマイク。演じる篠山のせりふ量は膨大で苦労も多いはずだが、それだけでなく、声のトーンを変えながら稽古する柄本相手に「ずっとやりづらそうだった」と笑いながら振り返る。

 さまざまなトーンを試したのは、少年を演じるにあたっての悩みが声だったからだ。「外国人の役柄なので、見た目は(気にしなくて)いいとしても、どういう声を使えばいいんだろう、と」

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