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「子午線の祀り」成河の義経 「自分なり…余白に向き合う」

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「子午線の祀り」成河の義経 「自分なり…余白に向き合う」

さまざまな舞台で活躍する成河。休日には「酸素カプセルに入って脳を休める」という さまざまな舞台で活躍する成河。休日には「酸素カプセルに入って脳を休める」という

 木下順二が「平家物語」を題材に創り上げた不朽の名作「子午線の祀(まつ)り」が、東京・世田谷パブリックシアターの開場20周年記念公演として、7月1日に開幕する。同シアターの芸術監督、野村萬斎(51)が演出・主演を務め、これまで狂言師や歌舞伎俳優が演じてきた義経役に現代劇で活躍する成河(36)が挑む。新たな試みが注目される。

 「これを知らずして、演劇のことを語るなと自分に言いたいですね」

 苦笑しながら、実は知らなかったというこの作品について語る。台本を読み込み、映像資料を見るうちに、演じる側も見る側も、特定の分野にのみ興味を持つ人が多い最近の潮流を実感したという。

 同作は逆に、さまざまな分野を取り込んだ作品。義経や平知盛ら源平合戦にかかわった登場人物を生き生きと描き、ギリシャ悲劇やシェークスピアをも集約するような形で落とし込んだ。舞台上で出演者がそろって物語を読む「群読」という手法を用いた独自の視点で「平家物語」を現代劇に転化している。

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