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【話の肖像画】編集者・岸田一郎(1)「モテたい」が中年男性の本音…『LEON』元編集長が66歳で新たな挑戦

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【話の肖像画】
編集者・岸田一郎(1)「モテたい」が中年男性の本音…『LEON』元編集長が66歳で新たな挑戦

岸田一郎氏(寺河内美奈撮影) 岸田一郎氏(寺河内美奈撮影)

 〈「ちょい不良(ワル)オヤジ」で一世を風靡(ふうび)した男性ファッション誌「LEON(レオン)」の元編集長が、66歳にして新たな挑戦を始める。23日、50~60代の富裕層の男性に向けたライフスタイル誌「GG(ジジ)」を創刊する〉

 レオンで育った、ちょい不良オヤジたちのための雑誌です。20~30代でバブル景気を謳歌(おうか)した彼らは、ぜいたく品に憧れ、雑誌の提案を教科書に自分のライフスタイルを作ってきた世代。今までのシニア像とは違う。年を取って、盆栽や神社めぐりを始めるわけではない。今もラグジュアリー(ぜいたく品)消費にワクワクするし、まだまだ元気でかっこいい。シルバー世代でもゴールドな人たちということで、「ゴールデン・ジェネレーションズ」と名付け、その頭文字を取って雑誌名にしました。

 50~60歳になると、「あと何年生きられるかな」と、人生の終わりを意識して焦りが出てくる。やりたいことをやって、楽しく過ごしたほうが良い。「ジジイはダサいけど、ジジはかっこいい」と思われるような雑誌にしたいですね。

 〈「モテたい」「かっこつけたい」という中年男性の本音をつかむ誌面作りをしてきた〉

 これまでの男性誌は取り澄ました理想を語り、「ダンディズム」や「ジェントルマン」という表現を使っていました。でも、それで売れたわけではなかった。「人と差別化したい」「モテたい」という男性の本音まで掘り下げることで、心をつかめる。読者の琴線に触れるには、本音のコミュニケーションが必要なんです。

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