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【クリップボード】「LION/ライオン 25年目のただいま」のサルー・ブライアリーさん来日 「作品は私の体験そのもの」

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「LION/ライオン 25年目のただいま」のサルー・ブライアリーさん来日 「作品は私の体験そのもの」

「ライオン 25年目のただいま」モデルのサルー・ブライアリーさん(岡本耕治撮影) 「ライオン 25年目のただいま」モデルのサルー・ブライアリーさん(岡本耕治撮影)

 公開中の「LION/ライオン 25年目のただいま」のモデルとなった、サルー・ブライアリーさん(35)が来日した。

 ブライアリーさんは1986年、5歳のときにインドで迷子となり、25年後に米グーグル社の電子地図サービス「グーグル・アース」で故郷のガネッシュ・タライを発見して家族と再会。映画は、ブライアリーさんの手記を元に製作された。

 「作品はまさに私の体験そのもの。当時に引き戻されそうで、イスにしがみつきながら見ていました」と話す。

 自宅近くの駅で兄とはぐれ、停車中の回送電車内で寝ているうちに電車が走り出し、約1300キロ離れたコルカタ(旧カルカッタ)まで運ばれた。孤児院に保護され、養子としてオーストラリア在住の夫婦に引き取られた。

 「私は幸福に暮らしていました。しかし、母は、家族はどうしているだろう、という気持ちは消えず、成長するにつれ強まっていったのです」

 2006年、大学に通いながら、おぼろげな記憶を頼りにグーグル・アースで故郷を探し始めた。5年後、電車に乗った駅にあった給水塔を発見。「強いショックを感じました。画像は不鮮明だけれど、私には分かった」と語る。

 翌年、故郷を訪問し、家族との対面を果たした。

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