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「強い女性」演じる楽しさ 神野三鈴「死の舞踏」 シアターコクーンで

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「強い女性」演じる楽しさ 神野三鈴「死の舞踏」 シアターコクーンで

「人間が持つ多面性のどこをデフォルメするか」と芝居について話す神野三鈴=2月16日、東京都新宿区(兼松康撮影) 「人間が持つ多面性のどこをデフォルメするか」と芝居について話す神野三鈴=2月16日、東京都新宿区(兼松康撮影)

 近代演劇の先駆者とも称されるスウェーデンの劇作家、ヨハン・アウグスト・ストリンドベリの二大傑作を、連日交互に上演するという革新的な取り組みが10日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで始まる。その一作「死の舞踏」に出演する神野三鈴(51)は「演じがいがある」と語り、開幕を心待ちにしている。

 演出は来年9月から新国立劇場の芸術監督に就任予定の小川絵梨子。シアターコクーン内に通例の舞台仕様とは異なる2つの小劇場を特設して上演する。

 「死の舞踏」は、ストリンドベリの後期を代表する作品で、小さな孤島を舞台に、罵(ののし)り合いながらも別れない夫婦を、妻のいとこを交えた形で描く。

 妻、アリス役の神野は「アリスはとても強い女性。普通の価値観ではなかなか飼いならせない」とみて役を構築してきた。

 「ぶつかり合いながらも、かみ付いたままでいられる存在は夫だけなのでは」と語り、役を演じるのが楽しいという。「怒りの感情を持つことが一つの自己表現なのでしょう」

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