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【シネマプレビュー】「いたくても いたくても」

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【シネマプレビュー】
「いたくても いたくても」

 昨年のTAMA NEW WAVEでグランプリに輝いた堀江貴大監督初長編作品。通販番組の制作会社で働く星野は、社長の思い付きで始めたプロレス同好会にのめり込んでいく。恋人の葵は、その変化に戸惑いを覚えるが…。

 プロレスを利用した通販という荒唐無稽な設定の一方で、現状を受け入れつつもほんの少しの脱皮を願うという今どきのリアルな若者像を描く。プロレスを題材にしながら躍動感に乏しいなど、作家性と独善性のギリギリを狙ったような映像世界が、監督の才能の片鱗(へんりん)をうかがわせる。3日、東京・渋谷のユーロスペースで公開。1時間38分。(藤)

 ★★★(★5傑作 ★4見応え十分 ★3楽しめる ★2惜しい ★1がっかり ☆は半分)

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