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【2016米大統領選 素描点描】「バイアスをかけすぎた…」とトランプ氏偏重報道にメディアが反省 NY駐在編集委員・松浦肇

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【2016米大統領選 素描点描】
「バイアスをかけすぎた…」とトランプ氏偏重報道にメディアが反省 NY駐在編集委員・松浦肇

支援者集会で演説するトランプ氏=22日、アストン(ロイター) 支援者集会で演説するトランプ氏=22日、アストン(ロイター)

 マンハッタンで海外特派員が米大統領選取材の情報交換会を開いた。「バイアスをかけすぎたのではないのか?」という自己批判の会合である。

 話題になったのが、「共和党候補のドナルド・トランプ氏に偏重した選挙報道」(英紙特派員)。「トランプ氏が見出しになると、ウェブサイトへの訪問者が増える」(同)。

 例えば、仏フィガロ紙。過去1年間で同サイトに掲載されたクリントン氏関連の記事数が約800本なのに対して、トランプ氏は約1200本だった。

 米国務省傘下にある海外報道センターでは、春から特派員向けに有識者を招待して大統領選に関する会見を開いている。会見後に回覧される質疑記録を確認すると、質疑の半分以上がトランプ氏関連だ。

 芸能テレビに出演していたトランプ氏はメディア界の人気者。米国勢も罪は同じだ。「泡沫(ほうまつ)候補だったトランプ氏が勝ち進んだのは、米メディアが照明を当てすぎたから」(米ボストン・グローブ編集者のウォルター・ロビンソン氏)。

 「オバマ米大統領の出生地に関連して発表します」。16日、トランプ氏陣営が米メディアにこう告知すると大勢の記者が集まった。トランプ氏はオバマ大統領の米国籍に疑義を呈してきた経緯がある。

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