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「ハドソン川の奇跡」アーロン・エッカート あなたならどうする…問う作品

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「ハドソン川の奇跡」アーロン・エッカート あなたならどうする…問う作品

「クリント・イーストウッドとトム・ハンクスから多くを学んだ撮影だった」と語るアーロン・エッカート(荻窪佳撮影) 「クリント・イーストウッドとトム・ハンクスから多くを学んだ撮影だった」と語るアーロン・エッカート(荻窪佳撮影)

 2009年に米ニューヨークで起きた航空機事故をクリント・イーストウッド監督(86)が映画化した「ハドソン川の奇跡」が24日、全国公開される。副操縦士のジェフを演じたアーロン・エッカート(48)は「自分ならどう行動するかを問われる作品だ」と語る。

 USエアウェイズ1549便はニューヨークの空港を離陸後、すぐに鳥の群れに突っ込み、両エンジンともに破損。機長のサリー(トム・ハンクス)は管制塔が指示した近隣空港への着陸は不可能と判断し、ハドソン川への不時着水を敢行。155人全員が無事だったが、彼は事故調査委員会による徹底した追及を受ける…。

 「この事故のことは、よく覚えている。サリーというごく普通の人が、とてつもないことを成し遂げたんだ。とても誇らしい気持ちになったよ」

 イーストウッド監督とハンクスとの仕事は大きな刺激となったようだ。

 「クリントの作品を見て育ったからね。彼の映画に出演できるなんて夢みたいだった。毎日、彼の一挙手一投足を見つめていたよ。トムにも驚かされた。ありがちな演技は絶対しない。僕も常に新しい挑戦を要求された」

 大都会の上空で急速に墜落していく航空機の中で、サリーとジェフは瞬時に状況を判断し、決断を下していく。息苦しいまでの緊張感が伝わってくる。

 「サリーは155人を救ったが、義務を果たしたとしか思っていない。自分を英雄と思っていないからこそ、物語に力がある。危機に直面したとき、あなたならどう振る舞うか。ぜひ考えてほしい」

 最も大変だったことを尋ねると、「不時着水時の演技のバランスかな。冷静過ぎても緊迫感が伝わらないし、慌て過ぎたらまぬけにしか見えないだろう」と笑った。(岡本耕治)

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