産経ニュース

製作進む「花戦さ」 秀吉に生け花で挑んだ専好

エンタメ エンタメ

記事詳細

更新


製作進む「花戦さ」 秀吉に生け花で挑んだ専好

池坊専好(野村萬斎)は生け花で戦乱の世に希望を与えようとする 池坊専好(野村萬斎)は生け花で戦乱の世に希望を与えようとする

 鬼塚忠氏の時代小説を映画化した「花戦さ」の製作が進んでいる。文禄3(1594)年、華道家、池坊専好が豊臣秀吉に、「大砂物」と呼ばれる巨大な生け花を披露したという逸話を基にした作品。専好役に狂言師の野村萬斎(50)、秀吉役には歌舞伎の市川猿之助(40)と初共演の2人を起用。監督は「起終点駅 ターミナル」の篠原哲雄氏(54)が務めている。(岡本耕治)

                   

 舞台は16世紀の京の都。戦乱に荒れた地で花を生け、人々に希望を与える「池坊」と呼ばれる僧侶たちがいた。中でも異彩を放つ専好は織田信長(中井貴一)に呼び出され、巨大な松を生けた「大砂物」を披露。そこで、専好は千宗易(利休、佐藤浩市)と木下藤吉郎(秀吉)の2人と運命的な出会いをする…。

 今年5月、京都市右京区の東映京都撮影所で、信長に初めて大砂物「昇り龍」を披露する場面が撮影された。撮影には「華道家元池坊」が全面的に協力。岐阜城内部のセットには、会員が10人がかりで14日をかけて製作した昇り龍が生けられている。高さ3メートル、幅4・5メートル。ショウブ、シャクナゲ、モミジなどが植え込まれ、枝を四方に力強く伸ばした姿は実に雄大で、どの角度から見ても画(え)になった。

続きを読む

このニュースの写真

  • 製作進む「花戦さ」 秀吉に生け花で挑んだ専好

「エンタメ」のランキング