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【大橋巨泉さん死去】魅力引き出す「上から目線」 昭和のテレビ界支えた“巨星”

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【大橋巨泉さん死去】
魅力引き出す「上から目線」 昭和のテレビ界支えた“巨星”

82歳で死去した大橋巨泉さん=2013年10月 82歳で死去した大橋巨泉さん=2013年10月

 7日に死去した永六輔さんの後を追うように、昭和のテレビ界を支えた“巨星”がまた一人、世を去った。

 大橋巨泉さんの名を世に知らしめたのは、日本テレビ系「11PM」。時事問題に加え、ゴルフや競馬、マージャン、さらにはお色気も取り上げ、深夜番組の先駆けに。時に「俗悪番組」と批判されながら、巨泉さんの豊富な知識と機転の利いたコメントが支持を集めた。

 巨泉さんの妙味は、出演者の魅力を引き出す「上から目線」の話術や司会ぶりにあった。TBS系「お笑い頭の体操」での月の家円鏡(後の橘家円蔵)さんとの掛け合いや、同「世界まるごとHOWマッチ」でのビートたけしさんとの毒舌合戦などが名物になった。

 番組の作り手としても才能を発揮し、海外番組から着想を得て自ら企画したTBS系「クイズダービー」は、異色の競馬形式クイズ番組。はらたいらさんら多くの人気解答者を生み、「倍率、ドン!」の決まり文句で親しまれた。

 晩年はがんとの闘いが続いた。平成17年に胃がん、25年からは中咽頭がんの手術を受け、昨年秋には腸閉塞(へいそく)も発症した。今年2月、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演した際には、80キロ近くあった体重が約50キロまで減ったことを告白。その後、体調が悪化し、4月から入院していた。

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