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国立劇場 歌舞伎鑑賞教室 13年ぶり「卅三間堂棟由来」

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国立劇場 歌舞伎鑑賞教室 13年ぶり「卅三間堂棟由来」

左から坂東彌十郎、中村魁春、坂東新悟 左から坂東彌十郎、中村魁春、坂東新悟

 国立劇場(東京都千代田区)は7月3日から、柳の精(中村魁春(かいしゅん))が人間と変わらぬ夫婦愛や親子の情をみせる「卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどうむなぎのゆらい)」を上演する。最後の曲が有名で、文楽では時折上演されるが、歌舞伎は13年ぶり。歌舞伎鑑賞教室として解説(坂東新悟)も付く。

 魁春は「13年前の魁春襲名直後、お柳(柳の精)を勤めました。人間ではない役は初めてだったので、木であることを表現するのが難しかった」と話す。

 三十三間堂建立のため、切り倒される柳の大木。斧(おの)の音が響くと、お柳は苦しみ、痛みをこらえ、夫の平太郎(坂東彌十郎)と子供に別れを告げる。

 初役で平太郎を演じる彌十郎は「5月に還暦を迎え、全身全霊を込めて演じたい。歌舞伎らしい荒唐無稽なファンタジー」と気持ちを新たにしていた。24日まで。(電)0570・07・9900。

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