産経ニュース

【花形出番です】文楽三味線・鶴澤寛太郎さん(1)祖父の「曲弾き」受け継ぐ

エンタメ エンタメ

記事詳細

更新

【花形出番です】
文楽三味線・鶴澤寛太郎さん(1)祖父の「曲弾き」受け継ぐ

棹の部分で三味線を弾くなど珍しい趣向満載の「曲弾き」(国立文楽劇場提供) 棹の部分で三味線を弾くなど珍しい趣向満載の「曲弾き」(国立文楽劇場提供)

 国立劇場(東京都千代田区)で6日に開幕した二月文楽公演の第2部「関取千両幟(せきとりせんりょうのぼり)」で、三味線を回したり、頭上で弾くなどする「曲弾(きょくび)き」をしています。

 大坂の人気力士の八百長を題材にした物語で、豊竹嶋大夫師匠(人間国宝)の引退披露狂言でもあります。吉田簑助師匠(人形)、祖父の鶴澤寛治師匠(三味線)と、人間国宝3人が勢ぞろいする貴重な舞台に参加させていただけるだけで光栄です。

 1月も国立文楽劇場(大阪市)で、同じ演目で曲弾きをしましたが、年末の舞台稽古では何もかも成功せず、師匠をはじめ、周りの人たちを心配させました。不器用でしんどい思いをしましたが、1月3日の公演初日、初めて大きなミスなくできた。お客さまが息を詰めて注目してくださっているのが伝わり、お客さまの拍手に助けられました。

「エンタメ」のランキング