産経ニュース

70歳の舟木一夫、奔放な勝小吉に 今年も演舞場で座長公演

エンタメ エンタメ

記事詳細

更新


70歳の舟木一夫、奔放な勝小吉に 今年も演舞場で座長公演

舟木一夫

 「ヤクザも真っ青になるような、史上まれに見るキャラクターを借り、暴れる芝居をやりたい」

 永遠の青春スター、舟木一夫(70)が今年も12月1日から、新橋演舞場(東京都中央区)で座長公演を行う。通算15回目の今回、第1部の芝居では、新作「気ままにてござ候」(斎藤雅文作、金子良次演出)で、幕末から明治にかけて活躍した勝海舟の型破りな父親、勝小吉を演じる。

 小吉は江戸有数の剣士ながら素行が悪く、座敷牢にまで入れられた人物。そんな生涯は自伝『夢酔独言(むすいどくげん)』に詳しくつづられ、過去にも時代劇や歌舞伎「天保遊侠録」などの題材になってきた。今作も小吉の無頼ぶりが軸となるが、舟木は「屈託のない人物。ただ、コメディーではないので、侍という底を大事に、時代劇としてお見せするところはお見せしたい」と話す。初共演となる劇団新派の水谷八重子(76)が婿入り先の勝家の祖母を演じる。

 第2部のコンサートは、大ヒット曲「高校三年生」のほか、新曲も交え、昼の部と夜の部で構成を変え、16曲ずつ歌う予定。生来、喉が強く、53年にわたる芸能歴で声が出なくなったのは、わずか1日半だけだ。

 「実年齢では限度を超えた舞台ですが、芝居で喉が充血するので、むしろ(コンサートは)楽に歌えます。演舞場という空間が大好きで、ここまで続けられたと思います」

 23日まで。チケットホン松竹(電)0570・000・489。(飯塚友子)

「エンタメ」のランキング