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昭和代表する映画女優、原節子さん死去 「お嬢さん乾杯!」「青い山脈」「東京物語」…

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昭和代表する映画女優、原節子さん死去 「お嬢さん乾杯!」「青い山脈」「東京物語」…

原節子さん=昭和30年1月

 「東京物語」など昭和20~30年代の数々の名画に出演し、日本を代表する映画女優だった原節子(はら・せつこ、本名・会田昌江=あいだ・まさえ)さんが9月5日に死去していたことがわかった。95歳。横浜市出身。

 原さんは大正9年生まれ。昭和10年、日活多摩川撮影所に入社し、「ためらふ勿(なか)れ若人よ」に女学生役で初主演。11年、山中貞雄監督の「河内山宗俊」に出演し、目が大きく、彫りの深い容貌(ようぼう)と初々しい演技で注目を集めた。12年には日独合作の「新しき土」(アーノルト・ファンク、伊丹万作共同監督)に日本側のヒロインとして出演した。

 戦後の1作目は21年、黒澤明監督「わが青春に悔なし」での反戦活動家の妻役。22年にフリーとなり、吉村公三郎監督「安城家の舞踏会」、24年に木下恵介監督「お嬢さん乾杯!」、今井正監督「青い山脈」前後編などに出演。敗戦によって人心が荒廃する中、清く正しく生きる勇気を持った女性を相次いで演じ、大人気を博した。同年の「晩春」で小津安二郎監督と出会い、演技の面でも開花、トップ女優となった。

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