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映画「バケモノの子」 宮崎あおい「子育て世代にぜひ」

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映画「バケモノの子」 宮崎あおい「子育て世代にぜひ」

初めて少年の声に挑戦した宮崎あおい。「緊張して、収録日が来なければいいとさえ思いました」と笑う (寺河内美奈撮影) 初めて少年の声に挑戦した宮崎あおい。「緊張して、収録日が来なければいいとさえ思いました」と笑う (寺河内美奈撮影)

 細田守監督の新作「バケモノの子」(公開中)は、バケモノの世界に飛び込んだ少年と、師匠のバケモノ、熊徹(くまてつ)がともに成長していく姿を描いたアニメーション作品だ。主人公の少年時代の声を演じた宮崎あおいは「子育て世代にぜひ見てほしいですね。親の方たちへのエールになれば」と語る。(岡本耕治)

 母を亡くし、一人ぼっちになった少年が、東京・渋谷の雑踏の中でバケモノの熊徹(役所広司)と出会う。長老の後継者となるため、弟子を取る必要があった熊徹は少年に弟子入りを持ちかける。少年は新たに「九太」という名をもらい、バケモノの街、渋天街(じゅうてんがい)で日々、修行を続ける…。

 細田監督の前作「おおかみこどもの雨と雪」(平成24年)では声優として、2人の子を育てる母、花を好演した宮崎だが、男の子役は初めて。「脚本で初めて知って、最初は嘘だ、何かの間違いだ、と思いました」と笑う。

 今回の舞台は大都会の渋谷。驚くほど忠実に再現された渋谷の街と、細い複雑な路地を介してつながる幻想的な渋天街の出来事が並行して描かれる。

 粗野で師匠としての振る舞い方が分からずに、たけり狂う熊徹を役所が熱演。宮崎も一歩も退(ひ)かない九太を力強く演じ、役所の演技を受け止めた。通常、アニメでは個別に声を収録することが多いが、細田監督はなるべく役者を集めて一緒に芝居をさせたという。

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