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国際帝石の上田隆之社長「準メジャー級目指す」、豪LNG開発に期待

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国際帝石の上田隆之社長「準メジャー級目指す」、豪LNG開発に期待

国際石油開発帝石の上田隆之社長=3日、東京・赤坂(飯田英男撮影) 国際石油開発帝石の上田隆之社長=3日、東京・赤坂(飯田英男撮影)

 国際石油開発帝石の上田隆之社長は3日、産経新聞のインタビューに応じた。2040年に向けて目指す「国際大手石油会社トップ10入り」を実現する上で、「オーガニック(自律的)な成長、M&A(企業の合併・買収)、資源権益の買収-の3つの手段をうまく組み合わせる必要がある」とし、「準メジャー級に達したい」と語った。

 上田氏は、世界トップ10入りについて「かなりチャレンジングな目標」としつつ、「生産量や埋蔵量を増やしていくだけでなく、技術や人材でも(すでにトップ10入りしている)国際大手石油会社との差を詰める必要がある」と述べた。

 今後の収益の柱として期待されるのが、豪州の液化天然ガス(LNG)開発事業「イクシスLNGプロジェクト」。7月末に生産を開始し、上田氏は「全体として順調に立ち上がっている」と説明。1~2年かけてフル生産に導き、22年度の最終利益目標(1500億円程度)の「過半はイクシスからとなる」とした。

 イクシスに続く大型案件であるインドネシアの「アバディLNGプロジェクト」は20年代後半の生産開始を目指す。上田氏は「イクシスでの経験や知見をアバディに生かす」と強調。アバディは28年にガス田鉱区の権益が切れるが、「生産方式が変わったことでスケジュールが遅れており、こうした事情はインドネシア政府とも共有している。権益期間の延長は交渉中だが、基本的な方向性は理解してもらっている」とした。(森田晶宏)

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