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日立、放射性廃棄物からジルコニウムの回収技術を開発

 日立製作所は3日、原発の使用済み核燃料を再処理する際に生じる高レベル放射性廃棄物の中から、希少資源のジルコニウムを9割以上の効率で回収する技術を開発したと発表した。

 日立がこれまで培ってきた使用済み核燃料の再処理技術を応用。化学操作などで高レベル廃棄液から、センサー材などに使われるジルコニウムを高効率で回収できる技術を確立した。

 内閣府の総合科学技術・イノベーション会議が主導するプログラムの一環で、並行して開発が進められている高レベル放射性廃棄物から放射能を減らす技術と組み合わせることで、回収が可能になるという。

 原発の使用済み核燃料を再処理した際に生じる廃液中には、パラジウムやセシウムなど半減期数十万年以上の元素が存在しており、日立はその中からジルコニウムを回収する技術開発に取り組んできた。

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