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【クローズアップ科学】進化するAI防災 膨大なデータ 避難や救助に生かせ

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【クローズアップ科学】
進化するAI防災 膨大なデータ 避難や救助に生かせ

AIで津波から避難 AIで津波から避難

秋に電脳防災訓練

 南海トラフ地震の津波被害が予測されている自治体や住民、ラインの運営会社などは今年秋、ディーサムを使った“電脳防災訓練”を計画している。

 訓練では、住民が臨時のインターネット掲示板やラインに救助要請や被害の状況などを投稿。ディーサムで重要な情報を分類し、災害対策本部のスクリーンに表示して対応に役立てる。

 訓練を実施する「電脳防災コンソーシアム」は4月、AI防災の実現に向けた提言も公表。AIとSNSを組み合わせることで、困窮した被災者や避難所を早期に見つければ、災害関連死の防止にもつながるとしている。

 コンソーシアムの共同代表を務める慶応大の山口真吾准教授(情報通信政策)は「ファクスやホワイトボードによる情報集約では不十分だ。AIを使えば100万人の住民と自治体とのコミュニケーションを確立できる」と話す。

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