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イランのハッカー集団が米軍施設にサイバー攻撃 イラン核合意離脱・制裁再開への報復か

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イランのハッカー集団が米軍施設にサイバー攻撃 イラン核合意離脱・制裁再開への報復か

イランの関与が疑われる主なサイバー攻撃 イランの関与が疑われる主なサイバー攻撃

 イランが支援するハッカー集団が今月14日夜、シリアに駐留する米軍施設の電力設備や、偵察用小型無人機を遠隔操作する駐留部隊のシステムなどに誤作動を生じさせるサイバー攻撃を仕掛けていたことが分かった。米国が8日に表明した核合意からの離脱や制裁の再開に対する報復とみられる。(板東和正)

 米国防総省の依頼を受けて、イランのサイバー攻撃の動向を調査していた中央情報局(CIA)元要員が攻撃が発生した直後に検知。米国防総省幹部に28日までに報告したという。

 元要員によると、イランが支援するハッカー集団が14日夜、シリアに駐留する部隊が生活する施設の電力・水道設備を管理する米軍のネットワークに侵入。電力設備などが正常に稼働しないようにする攻撃を仕掛けた。具体的には、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用する米軍職員のパソコンに、SNSを通してウイルスを仕込んだメッセージを送信。上司らになりすまして送信する手口で、「メッセージを閲覧しただけでウイルスに感染する仕組み」(元要員)だった。ハッカー集団は同様の手法で米軍のネットワークに侵入し、シリアの駐留部隊が扱う偵察用小型無人機を遠隔操作するシステムに誤動作を与える攻撃を仕掛けた。

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