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FBが閲覧履歴の消去可能に 批判回避へ

フェイスブック社のロゴの前を通るザッカーバーグCEO=カリフォルニア州(AP) フェイスブック社のロゴの前を通るザッカーバーグCEO=カリフォルニア州(AP)

 【ワシントン=塩原永久】米交流サイト大手フェイスブック(FB)は1日、ウェブサイトの閲覧履歴などを利用者が消去できる新たな機能を開発していると発表した。FBは個人情報の不正利用が発覚し、同社が大量のデータを収集していることが問題視されていた。情報を管理する権限を利用者にも持たせることで、社会的な批判を抑える狙いだ。

 ロイター通信や米CNNテレビ(電子版)などによると、新機能は数カ月後に導入され、日本も対象になる見通し。FBのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が1日、米カリフォルニア州サンノゼで開いた開発者向けイベントで明らかにした。

 「クリアヒストリー」と呼ばれる開発中の新機能を活用すれば、利用者は簡単な操作でウェブサイトの閲覧履歴やスマートフォンのアプリの使用履歴などを消去できる。履歴消去によって、フェイスブックによるデータ収集を止めることが可能になるという。

 一方で、フェイスブックが利用者の登録情報などを分析して掲載するオンライン広告の精度に影響を与える恐れも指摘されており、ザッカーバーグ氏は「ユーザー体験の一部が悪くなる可能性がある」とした。

 FBの個人情報の不正利用問題をめぐっては、米議会がロシアによる米大統領選干渉疑惑でも情報が使われたと問題視。ザッカーバーグ氏は、議会公聴会で証言し、不十分な対応を謝罪していた。

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