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【サイバー潮流】北が躍起になるサイバー諜報活動 首脳会談前に情報集め?金正恩氏の焦り見え隠れ

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【サイバー潮流】
北が躍起になるサイバー諜報活動 首脳会談前に情報集め?金正恩氏の焦り見え隠れ

 北朝鮮が、サイバー攻撃で他国の政府機関や企業に侵入し、情報を獲得する「諜報活動」を加速させている。南北首脳会談や米朝首脳会談に向けて、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が他国の情報獲得に必死になっているようだ。これまで、北朝鮮は、核・弾道ミサイル開発の資金を確保するため、金銭を窃取するサイバー攻撃に力を入れてきたが、今後、戦略を大きく変える可能性も高い。(外信部 板東和正)

新たなハッカー集団

 2月20日。新たな北朝鮮のハッカー集団の存在が明らかになった。米情報セキュリティー会社「ファイア・アイ」が発見し、「APT37」と名付けたこのグループは、以前から専門家の間でReaper(リーパー)との名称で暗躍が取り沙汰されてきた。

 同社は、使用されたウイルスの痕跡などからAPT37がリーパーと同一集団だと特定。金正恩氏の指示の下、何年にもわたって韓国や日本、中東諸国の企業や団体などにサイバー攻撃を仕掛け、機密情報を盗んできたと分析している。

 これまで、欧米や日本のメディアが北朝鮮のサイバー攻撃の脅威を報じる際に主に取り上げてきたのは、「ラザルス」と呼ばれるハッカー集団だった。複数のセキュリティー専門家は「APT37はラザルスと同じ北朝鮮のハッカー集団だが、別の組織で攻撃内容も目的も全く異なる」と指摘する。

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