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【仮想通貨まるわかり】(13)現金にとって替わる? メガバンクの取り組み

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【仮想通貨まるわかり】
(13)現金にとって替わる? メガバンクの取り組み

 仮想通貨に関心を示すのは交換業者のようなベンチャー企業だけではない。法定通貨と価格を1対1で固定して乱高下のリスクを排除したデジタル通貨に関しては、3メガバンクが研究開発を急ピッチで進める。

 「世界にも大きな発信力を持ったプロジェクトだ」

 みずほフィナンシャルグループ(FG)の佐藤康博社長は今月15日、福島県で記者会見を開き、こう強調した。東邦銀行(福島市)と合同で「Jコイン」を用いたキャッシュレス決済の実証実験を4月に始める。

 口座からスマートフォン向けアプリにJコインをチャージ(入金)すれば、店頭でQRコードを読み取るなどして買い物ができる。

 ほかにも三菱UFJFGは平成30年度にも仮想通貨の基幹技術ブロックチェーンを採用した「MUFGコイン」の実用化を目指す。三井住友FGも導入に備えて実証実験を済ませた。

 全国各地に現金自動預払機(ATM)が配備された日本では諸外国に比べキャッシュレス化が進まず、ATMの管理費や現金の輸送コストが銀行経営の重荷だ。デジタル通貨を使えば年間2兆円ともいわれる現金決済コストの削減を図れる上、送金手数料を大幅に安くできる可能性がある。

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