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【30年春闘】
ヤマト1万1000円賃上げ、日通は5260円で妥結

ヤマト運輸の集配作業員 ヤマト運輸の集配作業員

 平成30年春闘で宅配便最大手のヤマト運輸や物流大手の日本通運など運輸各社の労使交渉が15日行われ、ヤマトは労組の要求通り正社員が月額1万1千円(組合員平均3・6%)の賃上げ実施で合意した。日通も月額5260円(1・55%)の賃上げで妥結。物流業界はトラックドライバーの人手不足が深刻化しており、待遇改善で人材確保を図る。

 ヤマトは賃上げのうち、ベースアップ(ベア)相当分が2503円で前年より1689円の大幅プラス。ベアは5年連続。夏季賞与は、正社員で前年より平均2千円を上積みするほか、パート従業員も支給水準を引き上げる。

 年間総労働時間の上限は29年度計画の2448時間から30年度は2400時間とし、有給休暇の取得率70%を目指す。働き方改革の目玉として掲げている夜間配達に特化したドライバーの採用を促進していく方針などを確認した。

 日通は労組が月額1万1千円を要求していた。賃上げの内訳を公表しなかったが、ベアを含めた賃上げは2年連続という。年2回の賞与は要求額の年額140万円に対し、前年より9万円アップの同118万円で妥結した。

 一方、日本郵政の労使は3年連続のベア見送りで合意した。ただ、一時金は4・3カ月分で組合側の要望に満額回答で応じた。

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