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【30年春闘】
中部電が11年ぶりベア 若手中心、月額千円上げ

 中部電力が15日、2018年春闘でベースアップ(ベア)に相当する賃金改善として、月額千円を実施することで労働組合と妥結したと発表した。ベアは07年以来、11年ぶり。組合は月額3千円を要求していた。

 経営環境は厳しいが、人手不足が見込まれることから若手を中心に賃金を引き上げる。年間賞与(ボーナス)は組合員平均151万3千円を支給する。前年と同じ4・0カ月分に当たるが、平均金額は前年を8千円下回る。新卒の初任給も2年ぶりに改定し、大卒は2千円、高卒は千円それぞれ引き上げる。 中部電は「賃上げにより士気を高め、若手の定着などを図りたい」としている。浜岡原発(静岡県御前崎市)が再稼働せず、電力小売り全面自由化で競争は激化しているものの、経費節減などで経営を効率化し賃金改善につなげた。

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