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【トランプ政権】移民政策の分断深く トランプ氏「壁」訪問 支持派VS反対派 双方が気勢

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【トランプ政権】
移民政策の分断深く トランプ氏「壁」訪問 支持派VS反対派 双方が気勢

13日、米カリフォルニア州で、国境の壁の試作品を視察するトランプ大統領(ロイター=共同) 13日、米カリフォルニア州で、国境の壁の試作品を視察するトランプ大統領(ロイター=共同)

 そんな様子を遠目に眺めていた反トランプ派の中年男性は、「壁は人々を分断する象徴のようなものだ」と語り、立ち去った。

 地元メディアの報道によると、同州南部では昨年から、政権支持グループと批判派の衝突が散発。警察は今回、立ち入り禁止などの広大な規制区域を設け、双方の集会は互いに離れた場所で行われた。

 試作品の設置場所から数キロ離れた場所で開かれたトランプ氏支持の集会には約300人が集結。参加者は「巨大な壁をつくれ」と気勢を上げていた。

 壁建設について米CBSニュースが今月実施した世論調査では、賛成が38%、反対は60%だった。ただ、共和党支持層で賛成77%、反対20%。民主党では賛成10%、反対88%と党派間の分断を示した。

 一方、米国とメキシコが加盟する北米自由貿易協定(NAFTA)を通じて、サンディエゴとメキシコ側は経済の一体化が進んでいる。国境付近では早朝、メキシコ側から大勢の労働者が米国側に出勤する風景がみられた。不法移民対策をめぐり、サンディエゴの経済界からは「壁建設に巨費を投じるより、出入国手続きの厳格化の方が効果的だ」(経済団体幹部)との指摘も出ている。(サンディエゴ 塩原永久)

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