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【2018春闘】電機「横並び」岐路 業績格差で交渉に重し、賃金と働き方、トータルで報いる

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【2018春闘】
電機「横並び」岐路 業績格差で交渉に重し、賃金と働き方、トータルで報いる

 平成30年春闘で電機大手が14日に示した一斉回答には仕事と介護・育児の両立支援や長時間労働の是正など、働き方改革のメニューがずらりと並んだ。賃金水準を引き上げるベースアップ(ベア)と働き方への支援を合わせて、トータルで従業員に報いる傾向が鮮明になった。一方、好業績の企業が多い中で、横並びの回答を引き出す交渉がベアの一段の積み上げの重しになった面も否めない。

 「多様で主体的な人材の活躍には、賃金・賞与と勤務制度の双方を総合的に捉える視点で人への投資を行う」。日立製作所の中畑英信執行役常務は14日、記者団に対してこう述べた。

 ベアと並んで今春闘の焦点になった働き方改革。日立は介護する家族がいる社員への年10万円の支給や、終業と始業の間に最低11時間の休息を確保する制度の導入などで労使が合意した。パナソニックは出産や育児などの家庭の事情を理由にした有給休暇を1時間単位で取得できるようにする。東芝は現在3回までの介護休職の取得上限を撤廃するなど、各社でメニューはめじろ押しだった。

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