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早期出口観測「好ましくない」と懸念の声 1月の日銀決定会合要旨 

 日銀が14日公表した1月22、23日の金融政策決定会合の議事要旨によると、大規模金融緩和を手じまいする「出口戦略」への関心が強まり為替や株式市場が変動しやすい現状について、委員の1人が「好ましくない」と指摘したことが分かった。多くの委員は丁寧な情報発信に努めることが重要だとの認識を示した。

 「市場は日銀の金融政策運営に関して従来より敏感になっている」。会合ではこうした見方が相次いだ。

 日銀が掲げる物価上昇率2%目標の実現は依然遠いが、米欧の中央銀行が金融政策の正常化で先行しているため大規模緩和が早期修正されるとの見立てが海外投資家を中心に根強く、市場は円高・株安に振れやすい状況だ。

 日銀が1月9日の国債買い入れオペ(公開市場操作)で市場の予想に反して購入額を減額した際にも金利上昇を招いた。

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