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【2018春闘】「トヨタ以下で」を問題視 異例のベア非公表、牽引役降りた?

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【2018春闘】
「トヨタ以下で」を問題視 異例のベア非公表、牽引役降りた?

 平成30年春闘でトヨタ自動車は14日、賃金水準を底上げするベースアップ(ベア)の具体額を公表しない異例の対応を取った。相場形成の役割を官民から期待されるトヨタだが、ベアにとらわれず、「本社とグループ各社」「正社員と期間従業員ら」の格差是正を優先した。経営側は来年以降も同じ手法を続けたい考えで、牽引(けんいん)役が不在となる懸念の一方、「正社員ベア」だけに関心が集中する春闘のあり方に一石を投じた。

 回答は「正社員以外を含む全組合員平均の昇給で月額1万1700円」。定期昇給分や手当も含め昇給率を3・33%とし、安倍晋三首相が求める「3%」を超えた。

 愛知県豊田市で14日に記者会見した上田達郎専務役員は「定年後再雇用者、期間従業員に厚めに配分する」と説明。定年前と処遇が変わらない再雇用者を増やしたり、期間従業員を正社員に登用したりすることなどを盛り込んだ。「老後の不安を払拭して個人消費を活性化する」(上田氏)意味もあるという。

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