産経ニュース

ニュース 経済

記事詳細

更新

【30年春闘】
流通などの非製造業も積極姿勢

月額6千円のベアを決めた清水建設=東京都中央区 月額6千円のベアを決めた清水建設=東京都中央区

 平成30年春闘で、自動車大手や電機大手は前年超えの賃上げ水準で決着した。人手不足が深刻化する中、流通などの非製造業でも優秀な人材確保のため積極的な賃上げが進んでいる。

 食品スーパーのライフコーポレーションは、正社員のベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせ3・9%の賃上げで妥結。賃上げ幅は前年の2倍弱の高水準だ。家電量販のノジマも5%の賃上げに踏み切る。

 明治安田生命保険が、年収で平均3%超の賃上げを検討しているほか、日本生命保険は内勤職員を対象に、同3・2%の賃上げを実施する。大和証券グループ本社も月収で平均3%超の賃上げを考えている。

 清水建設は労働組合の要求通り月額6千円のベアを決定。旺盛な建設需要を背景にベアは4年連続だ。

 一方、飲料大手のキリンビバレッジは所定労働時間を1日当たり15分短縮。基本給は維持するため、実質3・2%のベアに相当する。味の素は31年度から年休を2日増やすことで妥結。年間14時間半の労働時間短縮で、月額2900円のベアに相当するなど賃上げと長時間労働是正を両立させる。

続きを読む

「ニュース」のランキング