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【ビジネス解読】「創業70年」日韓ロッテが節目の年に亀裂!? トップの実刑判決で一族内紛の再燃も

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「創業70年」日韓ロッテが節目の年に亀裂!? トップの実刑判決で一族内紛の再燃も

 ロッテは東彬氏の父で韓国生まれの辛格浩(シン・ギョクホ、日本名・重光武雄)氏(95)が1948年6月に日本で製菓会社として設立。チューインガムで財を成し、日韓国交正常化後の67年、母国の地に韓国ロッテを創業した。

 韓国ロッテはホテルや百貨店など多角化を進め、「韓国10大財閥」の一角を占めるまでに成長した。日本ロッテの売上高が約3200億円(2016年度)なのに対し、韓国ロッテの売上高は90兆ウォン(約9兆円)を超える。規模では圧倒的に劣る日本ロッテだが、韓国ロッテの主要企業に出資し中核的な位置付けのホテルロッテ株の大半を保有し、韓国ロッテの経営を間接的に支配する。

 ホテルロッテの筆頭株主である日本ロッテが韓国ロッテの意思決定に干渉できる構造だが、東彬氏が日本ロッテの代表権を持つことで、均衡が保たれ「1つのロッテ」が維持できた。

 最近では、東彬氏は日韓ロッテの「資本のねじれ」解消を目指していた。具体的にはホテルロッテを株式公開(IPO)し、日本ロッテの保有比率を引き下げることを模索したが、見通せなくなった。

 2月27日にはトップ空席の中で韓国ロッテの臨時株主総会が開催され、ロッテ商事などグループ6社を持ち株会社の傘下に収める会社提案が無事承認された。韓国ロッテ株も持つ日本ロッテの動向が関心を集めたが、委任状を通じて賛成意思を表明し、ひとまず東彬氏を支持したという。

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